理数系の漢詩覚え書き

カテゴリ: 悩み解決

詩語の意味が今一わからないときは
翻訳サイトで 中国語 => 日本語にしてみると 案外わかりやすい答えが出ることも有る

という覚え書き 

漢詩大会の案内に書いてあった審査基準

これだけで漢詩のお約束がほぼ網羅されてます【漢詩審査基準】
ここに私の疑問を又一つ晴らしてくれた一文が
挟み平のとき下五文字は ●○●○● いわゆる孤平が許されると
書いてある。

大きな漢詩大会の審査基準ですからね 

これが今のところ一番確実なお約束の塊

某団体に入会してこの一枚を見つけたことは
年会費に値しました(笑) 

知ってる偉い方の偈の解析を開始
偈の起句の七文字目の韻の部分は仄のことが多い

何でなんだろと今度お会いした時、聞こうと思ったら
本棚にあった下の本
もう 
簡単に禅偈が出来ちゃうあんちょこでした。

そこに
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なんと七言絶句の起句の最後にに●仄を持って来て良い事になってる。

調べてみると
これが

踏み落とし

と言われてる事らしい
周知の原則なのだが
その辺独学はおそろしい
こうやって疑問を一つ一つ解決していくのも
まぁ楽しです。

とは言え
大辞林では 破格ではあるが許容されている。
と有るように破格なので
自分みたいな凡人はなにもツッコミ所を作ることは無いのかなぁ
とも思いましたが

疑問が一つ晴れてさっぱりです。 

そして
仄起 転句の最後が△●○ なので 仄起 転句で○●○も使えそうですね。

 

 

え〜 既に削除してありますが

仄起式 転句

(転) △○△●○○●


だれ漢 では

(転) △○△●△○●
とあり

頭脳パニックになった一件ですが

だれ漢P29に 挟み平●○●の説明があり

七言では平起式に使える と書いてある

七言では平起式に使える  とは
七言の仄起式では使えない とう意味で良いのではないかと

脳内変換

その辺は
だれ漢覚え書きでまた書いていく予定ですが

ご報告まで

 

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